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単行本を裸族たんへ捧げます
「ガレキに華を」発売日です。
でも一番読んで欲しい人には間に合いませんでした。
感傷的な文を書くことを許してください。

15日に裸族たんの会社の方から電話をいただきました。



裸族たんへ
いろいろ、思い出す。

たしか2002年。
フィギュアが好きで、ガレージキットの完成品写真が観たくてヤフーオークションをうろうろしてた。
初めて「魔改造」の単語を知り、検索して
私は裸族たんのサイトに辿りついた。

むさぼるように日記のログを読んだ。一日中読んだ。
すごく面白かった。大ファンになった。
毎日アクセスした。あの頃はいっぱい更新してたね。

2004年、mixiを始め、そこで裸族たんを見つけた。
ストーカーのように足跡を付けていたら、裸族たんからメッセージをくれた。
私のプロフィールにリンクを貼っていたマンガをほめてくれている内容だった。
そういうことをちゃんと言ってくれる人だった。
こそこそ足跡を付けていた自分が恥ずかしかった。
だから
マイミクになれて嬉しかったこと、
サイトの文章にいつも楽しませてもらっていたこと
裸族たんの魔改造をする情熱が好きだということ
そういう想いをこめて、魔改造ネタの出るマンガを描いて同人誌を作った。
裸族たんはまたほめてくれた。

その同人誌はフィギュアマニアックスの編集さんにも読んでもらえて
すでに好評連載中だった裸族たんの「魔改造への招待」の横にマンガを載せてもらえることになった。
2005年5月、初めて商業誌にマンガが載った。

今の自分があるのは、裸族たんのおかげだと思ってる。感謝してもしきれない。

その後、幸運にも自分は商業誌でマンガを描いて食べていけるようになった。
2008年、チャンピオンREDいちごで読み切りを描く時、担当さんにフィギュアネタを薦められた。
やっぱり自分は魔改造が好きだったので、魔改造メインのマンガになった。
そのマンガの3回目を脱稿した後、裸族たんの手術があった。
祈った。

それからは、今のような日が来ることをうすうす感じていたけれど、考えないようにして
魔改造ネタのマンガを描き続けた。

魔改造ネタのマンガがやっと単行本にまとまることになった。
これでまた裸族たんにほめてもらえるかもと思った。
一度もお見舞いに行かなかったことも、魔改造のマンガを描いて
読んでもらえれば許してくれる、と勝手に思っていた。

本を贈りたいので発送先を教えて欲しい、とmixiでメッセージを送った。
返信が来なかった。
嫌な想像ばかりしてしまった。
せめて発売日までは、と、不謹慎なことを願った。


顔を合わせたのはコミケとワンフェスの時だけ。
すごく短い時間だったけど、それでも人の良さが伝わった。
ぼそっとつぶやいた言葉も拾ってくれる人だった。


さびしいよ。裸族たん。


これからも、描いていいかな?
描いた方が喜んでくれると、また勝手に思うことにするよ。
次に逢う時にほめてもらえるようにがんばるよ。
だから読んでてね。思う存分魔改造しながら。
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